今更聞けない、”SPF”と”PA”の違い

2023/09/25

日焼け止めに表示されている「SPF」と「PA」。

数値が大きい=効果が高い
と選ぶ基準にされている方も多いかと思います。

効果を十分に発揮するためには
日焼け止めの選び方・使い方が重要です!

そこで今回は、
日焼け止めの知識効果的な選び方を紹介します。

「SPF」とは?

  • シミ、そばかすの原因になる「UV-B」を防ぐ効果を示します。
  • SPFのあとに続く数値は、「日焼け止めを塗っていない素肌と比べて
    何倍の紫外線に耐えられるか」
    を表しています。
  • 最高値は「SPF50」、SPF50を超える効果があるとされる場合
    「SPF50+」と表記
    されます。

(例)
日焼け止めなしで20分でお肌が赤くなる人が
SPF30を塗った場合、600分耐えられる。
SPF30 × 20分 = 600分(100時間)

「PA」とは?

  • PAはシワ、たるみの原因になる「UV-A」を防ぐ効果を示します。
  • 「日焼け直後にお肌が黒くなる反応の防御効果」を+で数値化しています。

PA + : 効果がある
PA ++ : かなり効果がある
PA +++ : 非常に効果がある
PA ++++ : 極めて高い効果がある

数値が高いほど効果がありますが、その分お肌への負担も大きくなります。

日焼け止めを選ぶ際には、
生活シーンに合ったSPFとPAの値を選択することが大切です。

■日常生活
(通勤・近所への買い物や散歩など)
→ SPF10~20/PA+~++

■屋外での軽いスポーツやレジャー、営業の外回り
→ SPF30~40/PA+++

■長時間日光に当たるとき、炎天下でのスポーツ
(ゴルフ、野球、海水浴など)
→ SPF50~/PA++++

■「SPF」を重視するべき人
・日焼けするとお肌が赤くなりやすい人
・長時間外での作業やスポーツなどをする人
■「PA」を重視するべき人
・家の中でも紫外線対策をしたい人
・シミやしわが気になる人
・くもりの日の紫外線対策をしたい人

日焼け止めはライフスタイルや肌質に合った物を使うのが、
お肌へのダメージを最小限に抑えるコツです。

日焼け止めを上手に活用して、透明肌をキープしましょう!

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コラム