SNSで話題の成分「ナイアシンアミド」の効果
2023/12/04
SNSでよく目にする、”ナイアシンアミド”。
「美白」や「エイジングケア」に欠かせない美容成分なのをご存知ですか?
今回はどんな効果があるのか詳しく紹介します!
ナイアシンアミドとは・・・?
ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、
ニコチン酸アミドとも呼ばれています。
体内での酵素反応を助ける補酵素の構成成分で、
酵素反応の約2割(400種類以上)に関わっています。
化粧品に用いられているほか、医薬部外品としても使われています。
効果①
紫外線ダメージによるDNA損傷の修復
- 紫外線を吸収すると肌老化が進行し、体内ではDNA修復が絶えず行われています。
- ナイアシンアミドは紫外線ダメージによるDNA損傷の修復を促進するため、
健康なお肌を維持することができます。
- 加齢とともに修復機能は衰えてしまうため、
修復をサポートする成分を与えることが大切です。
効果②
抗酸化作用
- 紫外線はDNAやたんぱく質、細胞などにダメージを与え、
肌老化を引き起こす活性酸素を生成させます。
- ナイアシンアミドは、酸化防止剤として活性酸素の生成を除去する効果があります。
- 細胞へのダメージを軽減させ、健康的なお肌を保ちます。
効果③
メラニン生成の抑制
- メラニン生成を抑制したり活性酸素を除去する効果もあるため、
メラニンの生成をダブルで抑制することが期待できます。
- また、ナイアシンアミドは厚生労働省が認可した美白成分です。
効果④
肌トラブルの抑制
- ターンオーバーの乱れなどにより皮脂が溜まってしまうと、
毛穴が詰まりアクネ菌が増殖して赤みや乾燥、炎症といった症状が出ます。
- ナイアシンアミドは下記の効果が期待できます。
・角質溶解作用により毛穴の詰まりを軽減
・適切な水分量を保ち、ニキビを予防
・抗炎症作用によりお肌の赤みや乾燥といった炎症の諸症状を軽減
・セラミドや脂肪酸の生成促進により、水分喪失を阻止
効果⑤
エネルギー生産の促進
- エネルギーの代謝において、最も重要な成分はNAD、NADPです。
- この2つの成分は年齢とともに激減し、老化が進んでしまいます。
- ナイアシンアミドは補酵素のNAD、NADPの構成成分でもあります。
- エネルギーを生成するために必要な、酵素を助ける補酵素として
体内でのエネルギー産生を促進します。
夏のダメージを受けたお肌のケアに、
ぜひナイアシンアミドを取り入れましょう!
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