2026/01/06
「最近、お客様から『AIに聞いたら出てきた』と言われた」
「AIO対策という言葉を聞くけれど、何をすればいいのか分からない」
「業者から営業の電話が来たが、頼むべきなのか判断できない」
このようなことはありませんか?
※この記事は2026年10月時点の情報です。AIの仕組みや機能は変化が速いため、内容が変わる可能性があります。
前回の記事では、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)を整える7つの項目をご説明しました。今回はその続きとして、ChatGPTやGoogleのAIに、自店が「おすすめのサロン」として紹介されるための考え方、いわゆるAIO対策を取り上げます。
先に結論をお伝えすると、個人サロンのAIO対策は、特別な技術よりも「自店の正しい情報が、いろいろな場所に、同じ内容で載っていること」が土台です。この記事では、その理由と、費用をかけずにできることの順番をご説明します。
AIO(AI Optimization)は、ChatGPT、GoogleのAI Overview(検索結果の一番上に出るAIの要約)、Gemini、Perplexityなどが答えを作るときに、自店の情報を「信頼できる情報源」として引用・紹介してもらうための取り組みです。LLMO(大規模言語モデル最適化)と呼ばれることもあり、意味はほぼ同じと考えて差し支えありません。
これまでの検索では、お客様は表示されたお店の一覧を見比べて、自分で選んでいました。AIに「甲府でシミの相談ができるエステは?」と聞くと、AIがいくつかのお店を選んで、理由を添えて答えます。つまり、比べる前の段階で候補に入っていないと、そもそも目に入らなくなるということです。
まだ「AIでお店を探す人」は一部と言われていますが、検索の画面そのものにAIの回答が表示される場面は増えています。今から土台を整えておくと、新しいお客様との出会いが広がります。
AIがお店を紹介するとき、何もないところから答えているわけではありません。インターネット上にある情報を集め、複数の場所で同じことが言われているかを手がかりに、答えを組み立てていると言われています。主な情報源は次のとおりです。
| 情報源 | AIが読み取ること | サロンでの例 |
|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | 場所・営業時間・カテゴリ・口コミ | 地図の店舗情報 |
| 口コミ | どんなお客様が、何に満足したか | Google・掲載媒体の口コミ |
| 自店のホームページ | 何のお店か、何が得意か | メニュー解説・よくある質問 |
| 掲載媒体・SNS | 店名・メニュー・雰囲気 | 予約サイト・Instagram |
ここで大切なのは、AIは「人が書いたこと」を集めて判断しているという点です。お店の説明が「何でもできます」だと、どの質問にも結びつきにくくなります。反対に「シミのお悩みに特化したサロン」と、ホームページにも地図にも口コミにも同じ特徴が出ていれば、AIはその質問に合うお店として扱いやすくなります。人のお客様に伝わりやすいお店は、AIにも伝わりやすい、と考えると分かりやすいと思います。
費用をかけずにできることを、効きやすいとされる順に並べました。上から1つずつ進めてください。
1. Googleビジネスプロフィールを整える:基本情報・カテゴリ・説明・写真。AIの情報源として最も使われやすい場所の一つです
2. 口コミを増やし、すべてに返信する:口コミの中に「シミ」「初めてでも安心」などの言葉が自然に入っていると、どんなお店かが伝わります
3. 店名・住所・電話番号の表記をすべての場所でそろえる:ホームページ、掲載媒体、SNSで食い違いがあると、同じお店だと判断されにくくなります
4. ホームページに「よくある質問」を作る:「何回くらい通えばいいですか」「初回は何分かかりますか」など、お客様が実際に聞くことに、短く答えます
5. メニューの解説を文章で書く:画像の中の文字はAIが読み取りにくいため、メニュー表を画像だけで載せている場合は、文章でも載せます
1と2は、数週間から数か月で変化が出やすいと言われています。4と5は、AIに引用されるまでもう少し時間がかかるとされますが、一度作れば長く残る資産になります。
対策の前と後で、一度確かめておくと変化が分かります。やり方は簡単です。
AIの答えは、聞くたびに少しずつ変わります。月に1回ほど、同じ質問で確かめるくらいがちょうどよいと思います。
なお、AIO対策を請け負う会社も増えています。依頼を検討するときは、「何をして、どう測るのか」を具体的に説明してもらうことをおすすめします。上の1〜5は自店でもできることなので、まずはここから始めて、手が回らない部分を相談するという順番が無理のない進め方です。
当社は1997年の創業から29年、山梨県甲府市で直営サロンを運営し、2025年12月に「シミケアサロン ピュアリー」としてリニューアルしました。
会社のホームページ(purely-corp.com)でも、2026年9月にページのタイトルと説明文を見直し、アクセスの状況を測る仕組みを入れました。このコラムで、サロンオーナーの皆さまに役立つ情報を、なぜそうなるのかと合わせて書き続けているのも、「何の会社か」がはっきり伝わる情報を積み重ねるためです。これはAIO対策の考え方そのものでもあります。
AIO対策の土台はGoogleマップの整備です。まだの方はサロンの集客、まず直すのはGoogleマップ|無料でできる7項目から始めてください。また、集客全体のどこから手をつけるかはサロンの集客、どこが詰まっている?|新規・再来・紹介で切り分けるで整理しています。
次回は、シミの種類の見分け方と、サロンで扱える範囲・医療機関におつなぎする判断についてご説明します。
ピュアリーでは、無料のWeb集客診断も行っています。美容ポータルサイト、Googleマップ、SNSなどを有効に活用できているか、さらにChatGPTなどのAIに自店がどう紹介されているか(AIO診断)まで、サロン集客に特化した当社パートナーの専門家が診断し、運用のアドバイスをいたします。ご希望の方はお問い合わせからお気軽にお申し込みください。