サロンの集客、まず直すのはGoogleマップ|無料でできる7項目

2026/09/30

「近くのエステを探す人は、どこを見ているのだろう」

「Googleマップにお店は出ているけれど、自分で登録した覚えがない」

「口コミが少なくて、他のお店に見劣りしている気がする」

前回の記事では、集客を新規・再来・紹介の3つに分けて、どこが詰まっているかを確かめる方法をご説明しました。今回は、新規のお客様に見つけていただくための一歩目として、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)の整備を取り上げます。

この記事では、費用をかけずにできる7つの項目と、手をつける順番、そしてなぜそれで予約が増えるのかをご説明します。1項目あたり10〜30分ほどで、今日から始められます。

なぜ、最初にGoogleマップなのか

スマートフォンで「エステ 近く」「シミ エステ +地名」と検索すると、検索結果の上のほうに地図とお店の一覧が表示されます。ここに出てくる情報のもとになっているのが、Googleビジネスプロフィールです。

Googleは、地図に表示するお店の順番を「関連性」「距離」「知名度」の3つで決めていると説明しています。距離はお店の場所で決まるため変えられませんが、関連性(検索された言葉と、お店の情報が合っているか)と知名度(口コミや情報の充実度など)は、オーナーの手入れで変わります。

もう一つ大切なのは、お客様がお店を比べる場所になっていることです。掲載媒体やSNSで知ったお客様も、予約の前にお店の名前で検索し、地図・写真・口コミを確かめることが多いと言われています。ここで情報が古かったり、写真が暗かったりすると、せっかく興味を持った方が離れてしまいます。媒体にお金をかける前に、この「確かめられる場所」を整えておくことが先です。

無料でできる7つの項目

# 項目 やること 目安の時間
1 オーナー確認 自店のプロフィールを「自分の管理下」に置く 数日(確認手続き)
2 基本情報 店名・住所・電話・営業時間・定休日を正確に 10分
3 カテゴリ メインと追加のカテゴリを選ぶ 10分
4 お店の説明 何のお店か、誰のためのお店かを書く 30分
5 写真 外観・入口・店内・施術室・スタッフを載せる 30分
6 メニューと予約導線 主なメニューと価格、予約先を載せる 30分
7 口コミ ご依頼の仕方を決め、すべてに返信する 毎週

順番は上からをおすすめします。1のオーナー確認が済んでいないと、2以降を自分で直せないためです。お店を開いたときに登録した記憶がなくても、地図にお店が表示されていることがあります。その場合は、表示されているお店の情報から「このビジネスのオーナーですか?」を選んで手続きを進めます。

1〜3 基本情報は「どこを見ても同じ」にする

基本情報で大切なのは、ホームページ、掲載媒体、SNSと、すべて同じ表記にそろえることです。住所の「2-13-18」と「2丁目13番18号」、電話番号の有無、営業時間のずれなど、小さな食い違いがあると、Googleがお店の情報を判断しにくくなると言われています。

臨時休業や年末年始の営業時間も、その都度更新してください。

店名には、地名や「人気」などの言葉を足さないでください。Googleのガイドラインでは、実際の店名以外の言葉を加えることは認められていません。

カテゴリは、メインを「エステティックサロン」などお店の中心に合うものにし、提供しているサービスに合わせて追加カテゴリを選びます。カテゴリは「どんな検索で表示されるか」に直結するため、何となく選ばず、自店の柱に合わせて決めます。

4〜6 「何のお店か」が伝わる説明と写真

お店の説明欄には、次の3つを入れると伝わりやすくなります。

  • 何のお店か:「シミのお悩みに特化したサロンです」のように、ひとことで
  • どんな方に向いているか:年代やお悩みなど、来ていただきたい方の姿
  • 初めての方への案内:初回の流れ、所要時間、駐車場の有無

前回の記事でお伝えした「お客様がひとことで説明できるお店か」は、ここにもそのまま当てはまります。説明が「リラクゼーションから美肌、痩身まで幅広く」だと、どの検索にも合いにくくなります。

写真は、初めての方の不安を減らす順番で選びます。建物の外観と入口(迷わず来られるか)、店内と施術室(清潔で落ち着けるか)、スタッフ(どんな人が担当するか)です。

メニューには主なコースと価格を載せ、予約ボタンから自店の予約ページや電話に進めるようにします。価格が分からないお店は、比較の段階で外されやすいためです。

7 口コミは「お願いの仕方」と「返信」で決まる

口コミは、知名度の判断材料になるだけでなく、初めての方が一番よく読む場所です。ただ、満足されたお客様でも、お願いされなければ書かないことがほとんどです。

  • 施術後、満足のお言葉をいただいたタイミングで、口コミのお願いを一言添える
  • 口コミ投稿画面のQRコードを印刷し、会計の場所に置いておく
  • 割引や特典と引き換えにお願いしない(Googleのガイドラインで禁止されています)

返信は、良い口コミにも厳しい口コミにも、なるべく早く、お一人おひとりの内容に合わせて書きます。返信は書いた方だけでなく、これから来る方も読んでいます。厳しいご意見には、言い訳ではなく、受け止めたことと今後の対応を短く書くと、かえって信頼につながります。

口コミが増えるかどうかは、結局、再来されるお客様がどれだけいるかに左右されます。再来の数え方はエステサロンのリピート率、平均は何%?計算式と改善の順番をご覧ください。

ピュアリーの場合

当社は1997年の創業から29年、山梨県甲府市で直営サロンを運営しています。2025年12月に店名を「シミケアサロン ピュアリー」に変えたとき、あらためて痛感したのが、店名や説明を変えたら、すべての場所をそろえて直す必要があるということでした。

ホームページ、Googleマップ、掲載媒体、SNS、名刺やショップカード。どこか一つでも古い表記が残っていると、お客様は「同じお店なのか」と迷われます。

Googleマップの整備は、新規集客の中でも費用がかからず、効果が長く残る施策です。集客全体のどこから手をつけるかは、サロンの集客、どこが詰まっている?|新規・再来・紹介で切り分けるで整理していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

  • Googleマップは、お客様がお店を見つける場所であり、予約の前に確かめる場所でもあります
  • 7項目はオーナー確認から順番に。基本情報はホームページや媒体と表記をそろえます
  • 説明・写真・口コミはすべて、「何のお店か」が伝わるかという一点でつながっています

次回は、ChatGPTなどのAIに「おすすめのサロン」として挙げてもらうための考え方(AIO対策)をご説明します。

ピュアリーでは、無料のWeb集客診断も行っています。美容ポータルサイト、Googleマップ、SNSなどを有効に活用できているか、さらにChatGPTなどのAIに自店がどう紹介されているか(AIO診断)まで、サロン集客に特化した当社パートナーの専門家が診断し、運用のアドバイスをいたします。ご希望の方はお問い合わせからお気軽にお申し込みください。

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