AIO対策とは|ChatGPTに「おすすめのサロン」として出てくるために

2026/10/07

「最近、お客様から『AIに聞いたら出てきた』と言われた」

「AIO対策という言葉を聞くけれど、何をすればいいのか分からない」

「業者から営業の電話が来たが、頼むべきなのか判断できない」

このようなことはありませんか?

※この記事は2026年10月時点の情報です。AIの仕組みや機能は変化が速いため、内容が変わる可能性があります。

前回の記事では、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)を整える7つの項目をご説明しました。今回はその続きとして、ChatGPTやGoogleのAIに、自店が「おすすめのサロン」として紹介されるための考え方、いわゆるAIO対策を取り上げます。

先に結論をお伝えすると、個人サロンのAIO対策は、特別な技術よりも「自店の正しい情報が、いろいろな場所に、同じ内容で載っていること」が土台です。この記事では、その理由と、費用をかけずにできることの順番をご説明します。

AIO対策とは何か

AIO(AI Optimization)は、ChatGPT、GoogleのAI Overview(検索結果の一番上に出るAIの要約)、Gemini、Perplexityなどが答えを作るときに、自店の情報を「信頼できる情報源」として引用・紹介してもらうための取り組みです。LLMO(大規模言語モデル最適化)と呼ばれることもあり、意味はほぼ同じと考えて差し支えありません。

これまでの検索では、お客様は表示されたお店の一覧を見比べて、自分で選んでいました。AIに「甲府でシミの相談ができるエステは?」と聞くと、AIがいくつかのお店を選んで、理由を添えて答えます。つまり、比べる前の段階で候補に入っていないと、そもそも目に入らなくなるということです。

まだ「AIでお店を探す人」は一部と言われていますが、検索の画面そのものにAIの回答が表示される場面は増えています。今から土台を整えておくと、新しいお客様との出会いが広がります。

AIは、どこからお店の情報を集めているのか

AIがお店を紹介するとき、何もないところから答えているわけではありません。インターネット上にある情報を集め、複数の場所で同じことが言われているかを手がかりに、答えを組み立てていると言われています。主な情報源は次のとおりです。

情報源 AIが読み取ること サロンでの例
Googleビジネスプロフィール 場所・営業時間・カテゴリ・口コミ 地図の店舗情報
口コミ どんなお客様が、何に満足したか Google・掲載媒体の口コミ
自店のホームページ 何のお店か、何が得意か メニュー解説・よくある質問
掲載媒体・SNS 店名・メニュー・雰囲気 予約サイト・Instagram

ここで大切なのは、AIは「人が書いたこと」を集めて判断しているという点です。お店の説明が「何でもできます」だと、どの質問にも結びつきにくくなります。反対に「シミのお悩みに特化したサロン」と、ホームページにも地図にも口コミにも同じ特徴が出ていれば、AIはその質問に合うお店として扱いやすくなります。人のお客様に伝わりやすいお店は、AIにも伝わりやすい、と考えると分かりやすいと思います。

個人サロンが、まずやること(順番つき)

費用をかけずにできることを、効きやすいとされる順に並べました。上から1つずつ進めてください。

1. Googleビジネスプロフィールを整える:基本情報・カテゴリ・説明・写真。AIの情報源として最も使われやすい場所の一つです

2. 口コミを増やし、すべてに返信する:口コミの中に「シミ」「初めてでも安心」などの言葉が自然に入っていると、どんなお店かが伝わります

3. 店名・住所・電話番号の表記をすべての場所でそろえる:ホームページ、掲載媒体、SNSで食い違いがあると、同じお店だと判断されにくくなります

4. ホームページに「よくある質問」を作る:「何回くらい通えばいいですか」「初回は何分かかりますか」など、お客様が実際に聞くことに、短く答えます

5. メニューの解説を文章で書く:画像の中の文字はAIが読み取りにくいため、メニュー表を画像だけで載せている場合は、文章でも載せます

1と2は、数週間から数か月で変化が出やすいと言われています。4と5は、AIに引用されるまでもう少し時間がかかるとされますが、一度作れば長く残る資産になります。

自店がAIにどう紹介されているか、確かめる方法

対策の前と後で、一度確かめておくと変化が分かります。やり方は簡単です。

  • ChatGPTやGeminiに「(地名)でシミの相談ができるエステサロンは?」のように、お客様が聞きそうな言葉で質問する
  • 自店の名前で「(店名)はどんなサロンですか?」と聞き、説明が正しいかを確かめる
  • 営業時間や価格が古い、得意分野が違うなどの誤りがあれば、その情報が載っている元の場所(地図・ホームページなど)を直す

AIの答えは、聞くたびに少しずつ変わります。月に1回ほど、同じ質問で確かめるくらいがちょうどよいと思います。

なお、AIO対策を請け負う会社も増えています。依頼を検討するときは、「何をして、どう測るのか」を具体的に説明してもらうことをおすすめします。上の1〜5は自店でもできることなので、まずはここから始めて、手が回らない部分を相談するという順番が無理のない進め方です。

ピュアリーの場合

当社は1997年の創業から29年、山梨県甲府市で直営サロンを運営し、2025年12月に「シミケアサロン ピュアリー」としてリニューアルしました。

会社のホームページ(purely-corp.com)でも、2026年9月にページのタイトルと説明文を見直し、アクセスの状況を測る仕組みを入れました。このコラムで、サロンオーナーの皆さまに役立つ情報を、なぜそうなるのかと合わせて書き続けているのも、「何の会社か」がはっきり伝わる情報を積み重ねるためです。これはAIO対策の考え方そのものでもあります。

AIO対策の土台はGoogleマップの整備です。まだの方はサロンの集客、まず直すのはGoogleマップ|無料でできる7項目から始めてください。また、集客全体のどこから手をつけるかはサロンの集客、どこが詰まっている?|新規・再来・紹介で切り分けるで整理しています。

まとめ

  • AIO対策とは、ChatGPTやGoogleのAIに、自店を信頼できる情報源として紹介してもらうための取り組みです
  • AIは複数の場所の情報を集めて判断します。「何のお店か」を、どこでも同じ内容で伝えることが土台です
  • まずはGoogleマップと口コミから。次にホームページのよくある質問とメニュー解説へ進みます

次回は、シミの種類の見分け方と、サロンで扱える範囲・医療機関におつなぎする判断についてご説明します。

ピュアリーでは、無料のWeb集客診断も行っています。美容ポータルサイト、Googleマップ、SNSなどを有効に活用できているか、さらにChatGPTなどのAIに自店がどう紹介されているか(AIO診断)まで、サロン集客に特化した当社パートナーの専門家が診断し、運用のアドバイスをいたします。ご希望の方はお問い合わせからお気軽にお申し込みください。

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