ホットペッパーのブログの書き方|予約につながる記事の型

2026/10/29

「ブログを書いたほうがいいと言われて続けているけれど、予約につながっている気がしない」

「毎回、何を書けばいいのか迷って、気づけば更新が止まっている」

「スタッフの日常を書いているが、これで合っているのか分からない」

ホットペッパービューティー(以下、ホットペッパー)を使っているサロンのオーナーから、よくうかがうお悩みです。

前回の記事では、プランを変えずにできる4つのこと(口コミ・写真・クーポン・ブログ)をご紹介しました。今回はその4つ目、ブログを取り上げます。

この記事では、予約につながるブログの「型」と、忙しいサロンでも続けられる書き方の仕組みをご説明します。結論からお伝えすると、ブログは「お店の日記」ではなく、お客様の悩みに答えて、最後にクーポンへ案内する1枚の説明書として書くのがおすすめです。

なぜブログで予約が増えることがあるのか

ブログを書く理由は、大きく2つあると言われています。

1つ目は、更新すると新着の欄などに表示されやすく、お店を見つけてもらう機会が増えることです。ただし、細かな表示の仕様は変わることがあるため、気になる点は担当の営業の方に確認しておくと安心です。

2つ目のほうが大切です。ブログは、お店を開いたお客様が「ここなら任せられそう」と判断する材料になります。写真や口コミで気になったお客様は、次に「このお店は、私の悩みを分かってくれるだろうか」を確かめようとします。そのときに、自分と同じ悩みについて丁寧に書かれた記事があれば、安心して予約に進めます。

つまり、ブログの役割は「見つけてもらう」と「納得してもらう」の両方です。スタッフの日常の話だけでは、後者の役目を果たしにくいのです。

予約につながるブログの型(4つのパーツ)

予約につながりやすい記事は、次の4つのパーツでできています。

順番 パーツ 書くこと 分量の目安
1 タイトル お客様が使う言葉で、悩みをそのまま書く 20〜30文字
2 悩みへの共感 「こんなことはありませんか?」を2〜3個 2〜3行
3 答えと理由 なぜそうなるのか、サロンでは何をするのか 本文の中心
4 クーポンへの案内 この悩みに合うメニューを1つだけ紹介 2〜3行

ポイントは、1本の記事で扱う悩みを1つに絞ることです。乾燥もシミも毛穴も、と詰め込むと、読んだお客様が「結局、私には何がいいのか」が分からなくなります。悩みが1つなら、最後に案内するクーポンも自然に1つに決まります。

タイトルは「お客様の言葉」で書く

タイトルには、お店の言葉ではなく、お客様が実際に口にする言葉を入れます。

  • 避けたい例:「新メニュー導入のお知らせ」「今月のおすすめ」
  • おすすめの例:「マスクを外すと気になる、頬のくすみ。サロンでできるお手入れ」
  • おすすめの例:「秋になると急に乾く方へ。保湿しても続かない理由」

カウンセリングでお客様がよく言う一言を、メモしておくと題材に困りません。その一言が、そのまま次のブログのタイトルになります。

本文は「なぜ」を必ず書く

本文で一番大切なのは、「なぜそうなるのか」を説明することです。「乾燥にはこのケアがおすすめです」だけでは、お客様は納得しにくいものです。「季節の変わり目は肌がゆらぎやすいため、まずは摩擦を減らすことから始めます」のように、理由を一言添えるだけで、記事の信頼感が変わります。

写真を載せる場合は、店内や施術の雰囲気が伝わるものを選びます。ビフォーアフターのように変化を見せる写真や、効果を言い切るような表現は、薬機法などの決まりにふれるおそれがあります。迷ったら載せない・書かない、を基本にしてください。

クーポンへのつなげ方

ブログを読んで「行ってみたい」と思ったお客様が、そこから自分でメニューを探すのは手間です。記事の最後で、その悩みに合うクーポンを1つだけ案内しましょう。

ホットペッパーには、ブログに関連するクーポンを表示できる仕組みがあります。使える場合は、記事の内容に合うクーポンを選んでおくと、読んだ方がそのまま予約に進みやすくなります(設定の方法は、管理画面のヘルプや担当の方に確認してください)。

案内の文章は、押しつけないことが大切です。

  • 「〇〇が気になる方には、カウンセリング付きの△△コースをご用意しています」
  • 「まずはご相談だけでも大丈夫です。お肌の状態を一緒に確かめましょう」

クーポン名にも、ブログと同じお悩みの言葉が入っていると、読んだ方が迷いません。ブログとクーポンの言葉をそろえる、という意識を持つとよいでしょう。

続けるための仕組み:週1本を「決めて」書く

ブログは、1本で大きく変わるものではなく、積み重ねることでお店の考え方が伝わるものです。そのため、無理なく続けられる仕組みを先に決めておくことをおすすめします。

  • 曜日と担当を決める:例えば「毎週火曜の閉店後、30分」
  • 題材を1か月分まとめて決める:カウンセリングのメモから4つ選ぶ
  • 型を紙1枚にしておく:上の表をそのまま印刷して手元に置く
  • 書いた記事を残しておく:同じ悩みの季節が来たら、少し直して再利用できる

更新の目安は、まず週に1〜2本です。毎日書こうとして3週間で止まるより、週1本を1年続けるほうが、お店の考え方はずっと伝わります。

ピュアリーの場合

当社は1997年の創業から29年、山梨県甲府市で直営サロンを運営しています。2025年12月に「シミケアサロン ピュアリー」としてリニューアルしてからは、ブログの題材もシミのお悩みに関するものに絞るようにしました。

自店で心がけているのは、お客様の質問をそのまま記事にすることです。「日焼け止めは毎日必要ですか」「施術のあと、お化粧はいつからできますか」といった、カウンセリングで何度もいただく質問は、ほかのお客様も同じように気になっています。答えを記事にしておけば、来店前に安心していただけますし、スタッフの説明もそろいます。

ただ、ホットペッパーはあくまで出会いの入口です。ブログで知っていただいたお客様に、2回目以降は店名で選んでいただけるようにすることが、最後のゴールになります。プランを変えずにできることの全体像はホットペッパービューティーの掲載順位はどう決まる?|お金をかけずにできる4つで、新規・再来・紹介のどこに力を入れるべきかはサロンの集客、どこが詰まっている?|新規・再来・紹介で切り分けるで整理しています。

まとめ

  • ブログの役割は「見つけてもらう」と「納得してもらう」の両方です。日記より、悩みに答える記事を
  • 型はタイトル → 悩みへの共感 → 答えと理由 → クーポンへの案内。1本で扱う悩みは1つに絞ります
  • 続けるコツは、曜日・担当・題材を先に決めて、週1〜2本から始めることです

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